[使用キット]
Amersham Biosciences
ProbeQuant G-50 Micro Columns (27-5335-01): 440円/本: 室温保存
AutoSeq G-50 (27-5340-03): 240円/本: 室温保存
1ml シリンジ:20円/本
前者は標識プローブから、取り込まれなかったアイソトープを除去するためのカラム。乗せられる液量は50 micro littreまで。
後者はシークエンシングPCR反応液から、標識Dyeを除去するためのカラム。乗せられる液量は25 micro littreまで。
前者はTES buffer、後者は水に懸濁されている。他に大きな違いはない。
実験の効率を上げるために購入したので、時間に余裕がある人は今まで通り1ml シリンジを用いても構いません(値段は1/10)。
「使い方」
1. 手でよく振り、中身を混ぜる。
2. 先端を折り、ふたを1/4回転開ける。
3. 予めふたを切り離しておいたeppen tubeへカラムを挿し、卓上遠心機でcfg, 3000 rpm, 1 min, RT.
4. カラムをもう一本の、予めふたを切り離しておいたeppen tubeへ移す。
5. 反応液25 micro littreをカラムへのせる。
6. カラムのふたを閉める。このとき、少しだけゆるめておく。
7. 卓上遠心機の内蓋を閉める。
8. cfg. 3000 rpm, 1min, RT.
9. 約25 micro littreのプローブが回収される。
10.必要があれば、さらに25 micro littreのTES bufferで溶出しても良い(ほとんど効果はない)。
比較実験の結果、カラムの違いにより回収や結果に違いは認められませんでした。