血圧測定標準プロトコール (松岡 俊樹)

 

↓ PC、血圧計、加温器(37℃にセット)の電源を入れ、BP98Aを立ち上げる。
↓ マウスをケースに入れて加温筒に入れる。
※ 中で首をひねらない程度のカゴ、動き回らない程度の布のサイズを選ぶ。
※ 後肢が自然な形で収まるように調節する。
↓ プローブに尾を通す。
※ 尾の毛の生えていないところが少し見える程度(体から5~10mmくらい離れた位置)のところに、尾とプローブが垂直になるように設置する。
↓ 測定を開始する。
※ 波形から見たデータの採用基準
・ 加圧時の波形がフラットに近く、波形の立ち上がりがはっきりしたもの。
・ 加圧時のフラットな波形が第一画面の中央付近を越えているもの。
・ 波形が密で、ピークがひとつであるもの。
・ 測定は波形が安定しているときに始め、途中で止めるときはピークを過ぎてしばらくしてからにする。
※ 加圧値は予想されるSBPの+50~60に設定し、なるべく200以上にはしない。
※ 測定を始めてすぐの5データくらいは破棄したほうがよい。
※ 布に包んでいる最長時間は30分以下(理想では15分以下)とし、落ち着かない場合はからだの位置を変えるためにその都度出すようにする。
↓ データを吸い出し、整理する。
※ 全体を見てHRの明らかにおかしいものは削除する。
※ 20データくらいを取り、上下数データを削り、10~15データに絞る。
※ 測定中にデータが変化している場合は、別の日に再度測定を行うのがよい。

※ 測定日数について
  プレ測定を行っておおまかな記録をとり、データが安定するまで数日行うのが好ましい。理想的にはプレ・本番それぞれ数日とるのがよい。また妊娠マウスにおいてもプレ測定は行うべきである。

※ カフの状態について
  カフが破れておらず正常であれば、加圧時・減圧時ともに波形は直線に近いものとなる。波形が曲線になったときは、カフが破れているものと思われる。