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最終更新日  2013.07.06

 

1 出会いと勇気、そしてモチベーション

 実験に明け暮れている大学院生,意外に余裕のある大学院生,博士課程への進学・編入学を控えている修士課程の大学院生,大学院に進学予定の学類・学部生,大学院への進学を考慮中の学類・学部生,就職を間近に控えている大学院生・学類生・学部生,皆さんは「研究する人生」について悩んだこと/考えたことはありませんか?

 来年/再来年の自分をイメージできずに,何らかの疑問を持っていませんか? 研究テーマのことや,研究分野のことで悩んでいませんか? 壁にぶつかっているが,何とか打ち破りたいと打開策を探していませんか? 割り切って研究に打ち込んでいるとは言え,フッとした時に3年後の自分を具体的に思い描けないことはありませんか?

 私は浪人したり,大学3年生の時に父を亡くし一時は就職を考えたり,挙げ句の果てには筑波大学・博士コースの大学院試験に(成績不良のため)落ちてしまいました.しかし,環境科学研究科(修士課程)を終えてから,恩師の先生や諸先輩方の応援のお陰で博士課程に編入学でき,研究者の道を歩んでいます.

 その後はアメリカに留学し,世界最高峰の環境で研究に打ち込み,母校に戻りました.自慢ではありませんが,その間は挫折と自信喪失の繰り返しです.では,なぜ「研究する人生」に魅力があるのでしょうか? それは,同じく悩み,しかしそれを克服しながら自分の道を切り拓いている素晴らしい研究者達との“出会い”があるからなのです.

 アメリカ合衆国第35代大統領に43歳の若さで就任したジョン・F・ケネディーは,「物を失えば小さく失う.信頼を失えば大きく失う.しかし,“勇気”を失えば全てを失う.」と若者にメッセージを送っています.あなた方だけではありません.皆考え,悩んで,そして打開策を模索しています.ケネディーも“勇気”と自信を持って「キューバ危機」を乗り越え,「アポロ計画」を実行したのです.

 “研究環境”とは,単に施設の新しさや設備の充実度の問題だけではありません.そこに集う若者達のアクティビティーとモチベーションの高さが最も重要であり,だからこそ“人との出会い”が自分自身を見つめ直す原動力になることがあるのです.その意味でも,筑波大学・生命環境科学研究科や先端学際領域研究センターは世界有数の研究環境を有しているところです.私達の研究室に参加して新しい出会いを発見し,“勇気”と自信を持ってあなた自身の道を切り拓いて下さい.


筑波大学 生命環境科学研究科(生物機能科学専攻)/生命領域学際研究センター
文部科学省 新学術領域研究 「生命素子による転写環境と代謝クロストーク制御」

(転写代謝システム)領域代表    教授 深水昭吉

大学院生,学類・学部生の皆さんへ

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